【解決事例/不当解雇】不当解雇で500万円超の和解金で解決した事例
2025/01/30
こんにちは。
伊倉総合法律事務所の弁護士の阿部有生也です。
不当解雇の解決事例を1つご紹介させていただきます。
◆相談前のご状況
ご依頼者様は、以前の職場に借金があり、その以前の職場の方から、何度か現在の職場に取立ての連絡がありました。こうした事実を受けて、現在の職場から解雇処分を受けました。
◆解決までの流れ
ご依頼後、会社に対して、解雇は無効であるとして交渉を開始しました。
会社側が解雇は有効であるとして徹底抗戦の姿勢を示してきたため、裁判手続をとることとし、その裁判内で、ご依頼者様の借金の問題はプライベートな問題であり業務との関連性はない、会社側は職場に混乱を来たしたとするがそのような事実はない等として、解雇が無効であることを主張しました。
結果、最終的に裁判所からも解雇は無効であるという心証を示して頂き、ご依頼者様も職場に戻ることは希望しなかったため、退職を前提に会社側が500万円超の和解金を支払うという条件で解決をすることができました。
◆コメント
この事案は、借金というプライベートな問題に関して解雇を行ってきた事案です。会社からすれば、会社に対して、その借金の取り立ての連絡が入って困ったという言い分ですが、会社に取り立ての連絡が入ったから直ちに解雇ができるというわけでは当然ありません。
あまり慎重に検討せず解雇しており、法律上は無効であるということも数多くありますので、解雇を受けた場合には、それが妥当か否か弁護士に相談してみることをおすすめします。
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弁護士 阿部有生也(伊倉総合法律事務所)
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